Wednesday, September 28, 2022 6:59 AM
GM、オハイオ工場をEV部品生産に移行
GMは、282万平方フィートのオハイオ州トレド工場に7億6000万ドルを投資し、電気トラック用の駆動装置を製造すると発表した。現在は、シボレー、ビュイック、GMC、キャデラックに搭載する6速、8速、10速後輪駆動、9速前輪駆動トランスミッションを製造している。
8月に成立したインフレ収束法(IRA)は、155億ドル以上の助成金を用意し、ガソリン車の部品を生産する工場を電気自動車用に転換すると、自動車メーカーに多額の財政的インセンティブを与えることを承認した。
同工場は移行期間中に、EVドライブユニットを製造しながら同時にトランスミッション製品も生産していく予定だ。約1500人の工場労働者は、EV移行が現在の雇用に影響を与えるかどうか、すでに懸念を表明している。
GMは21年、35年までにガスエンジン車の販売を停止することを表明し、25年までのEV投資を75%増、350億ドルに増やすと発表した。
GMとLGエナジーソリューションは、両社の合弁会社ウルティウムが約24億ドルを投じ、米国第4の電池セル製造工場をインディアナ州に設置すると明らかにした。米エネルギー省も工場の建設資金としてウルティウムに25億ドルを融資すると発表した。
GMはさらに、インディアナ州マリオンの金属プレス工場に4億9100万ドルを投資し、電気自動車を含む将来の製品向けにさまざまなスチールやアルミニウムのプレス部品を生産できるよう準備すると発表した。