Tuesday, December 13, 2022 5:57 AM
モーショナルとウーバー、ベガスでロボタクシー運行へ
現代自動車とアプティブが合弁で設立した自動運転車(AV)開発のモーショナル(Motional、マサチューセッツ州)は、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズと、ネバダ州ラスベガスで公共ロボタクシー(無人の自動運転タクシー)サービスを開始する。
モーショナルのプレスリリースによると、ウーバーの利用者は現代のEV「アイオニック5」をベースにしたモーショナルの自動運転タクシーに乗れるようになる。2023年には一般利用者向けサービスの開始を目指しており、まずは車両オペレーターと協力して、無人商用サービスの基盤確立から始める。
モーショナルのアクシャイ・ジャイジング副社長(商業化担当)は「当社はウーバーのネットワーク上で一般客向けに完全電動の自動運転サービスを提供する初のAV企業となる。これほど短期間で構想から消費者向けサービスまで到達できたのは、当社とウーバーのパートナーシップの力による。ラスベガスは、安全で便利な乗り物を求めるウーバー利用者にとってモーショナルのAVが日常的な交通手段の選択肢となる最初の都市になる」と話した。
両社は10年間の商業提携の一部として、国内主要都市におけるウーバーの配車サービスや配送業務にモーショナルのレベル4自動運転車を使用する。両社は、提携が確定したわずか数カ月後にラスベガスで試験運用を行った。公共ロボタクシーサービスは、ラスベガスの後はカリフォルニア州ロサンゼルスに拡大する予定。
https://motional.com/news/motional-launches-first-robotaxi-service-uber-network