Tuesday, January 24, 2023 4:02 AM
ZF、都市部・高速道路の自動運転システム向け次世代カメラ開発
ZFは、都市部や高速道路における自動運転や安全システム向けに次世代カメラ「スマート・カメラ6(Smart Camera 6)」を発表した。
同社のプレスリリースによると、スマートカメラ6はインテル傘下の先進運転支援システム(ADAS)開発大手モービルアイ(Mobileye、イスラエル)の最新世代プロセサー「EyeQ6」が採用され、視野角が120度、画像解像度は前世代の4倍以上(800万画素)と高い処理能力を備える。
エレクトロニクスおよびADAS部門責任者のヤナ・ローゼンマン氏は「カメラとレーダーを使ったシステムにより、安全のための自動緊急ブレーキや快適で効果的なADASのための高速走行支援といった人気の機能に重点を置いたシステムを提供でき、複数のセンサー入力を必要とする高度なシステムにも対応できる。当社の画像処理モジュールを使ったシステムは、グローバルな自動車メーカーの特定の要件を満たすように構成でき、複数のカメラ、レーダー、超音波センサーに対応できる」と話している。
ZFのスマートカメラは、ソフトの無線更新による性能の向上や新機能の搭載が可能で、サポーティングシステムのアーキテクチャーは車載部品の機能安全規格「ASIL B」に準拠している。生産開始は2025年の予定。
https://press.zf.com/press/en/releases/release_49666.html