Tuesday, December 05, 2023 4:00 AM

メイの自動運転シャトルの安全性、Mシティーで試験

 ミシガン大学、電動の自動運転シャトル(小型バス)開発のメイ・モビリティー(May Mobility)、デトロイト市は、自動運転車(AV)技術に対する消費者の信頼を高めるため、デトロイトにあるミシガン大の試験施設「Mシティー(Mcity)」で自動運転シャトルの安全試験を行なっている。

 ミシガン大のプレスリリースによると、大学の研究者らは、デトロイトの高齢者や障害者にも安全なサービスを提供できるよう、メイ・モビリティーから提供されたAVによるテストを11月初めに開始した。期間は数カ月。車両はデトロイト市に提供されるAVと全く同じで、Mシティーは管理された現実的な条件下でコネクテッドカー(インターネット常時接続車)やAVおよび関連技術の試験を行うための専用環境となっている。

 自動運転シャトルは「Mシティー・セーフティ・アセスメント・プログラム」と呼ばれるMシティーが開発した2部構成のテストを受ける。その手順には以下が含まれる。

・人間の運転免許試験と同様の目的を果たす運転免許試験。通常の運転状況における基本的な能力を測定する。

・自動運転車のソフトウェアに、事故や負傷、死亡の原因となるような危険な運転状況を課すドライビング・インテリジェンス・テスト。

 拡張現実(AR)プログラムでは、実際の車両、インフラ、障害物をコンピューターで再現した人、車両、その他の障害物と組み合わせる。

https://news.umich.edu/automated-shuttle-planned-for-detroit-starts-safety-testing-at-mcity/