Monday, May 20, 2024 7:12 AM

エレクトリファイアメリカ、23年の充電所利用が大幅増

 EV充電サービス大手のエレクトリファイ・アメリカは、2023年に充電所の利用が大幅に伸び、顧客のセッション(充電器使用)数が1000万回超と前年から倍増したと発表した。この増加によってEVの走行距離が13億マイルを超え、5200万ガロンを超えるガソリンの消費が回避されたと推定している。

 同社の北米EV充電網は23年も拡大を続け、米国内47州とワシントンDC、カナダの6州の充電施設は合計900カ所を超えた。主な成長要因としては、ハワイ州とノースダコタ州への拡大、ネットワークの充電器総数が4000基を超えたこと、680基以上の低性能な充電器を次世代充電器にアップグレードしたことなどが挙げられる。

 24年は北米ネットワークをさらに拡大する計画で、エレクトリファイ・アメリカは年末までにDC(直流)急速充電器を5000基まで増やし、公共のDC急速充電の需要を満たすためにより大規模な充電ステーションを開設し、Plug&Chargeの決済技術を拡大してEVの普及を支援する。