Tuesday, February 11, 2025 6:03 AM

ウェイモ、自動運転試験を新たに10都市以上で実施へ

 アルファベット傘下の自動運転技術部門ウェイモは、2025年に10カ所を超える新しい都市で第6世代自動運転システム「ウェイモ・ドライバー」の試験を実施する計画を発表した。

 ロイターによると、ウェイモ・ドライバーを複数の都市でテストした結果、同技術が新しい環境にうまく適応していることが拡大につながったと同社は説明する。

 現在進行中のカリフォルニア州トラッキー、ミシガン州アッパー半島(北西部)、ニューヨーク州北部、東京での試験に加え、サンディエゴとラスベガスにも拡大する予定で、ほかの都市はまだ発表されていない。

 ウェイモの広報担当者は「試験期間中、各都市に限られた数の車両を配布し、訓練を受けた自動運転の専門家が常に運転席に座る」と述べた。

 技術系ニュースサイトのザ・ヴァージによると、ウェイモは各都市に10台未満の車両を送り、数か月間手動で運転させる予定。試験は、市街地や高速道路など、各都市の最も人口密度が高く最も複雑な区域を手動で運転することから始まる。

 ウェイモは24年12月、自動運転の配車サービスをフロリダ州マイアミに拡大すると発表した。