Thursday, July 02, 2026 7:19 AM

米新車市場、上期は減速もHVがけん引〜トヨタ・ホンダが需要取り込む

 米国の新車市場は26年上半期、全体として伸び悩む一方、HV販売が堅調に推移している。車両価格の高止まりやガソリン価格の上昇、消費者心理の弱さ、EV販売の鈍化、一部主力車種の供給不足などが市場全体の重しとなる中、燃費性能に優れたHVに需要が集まっている。オートモーティブ・ニュースなどが伝えた。上半期(1〜6月)で日産は0.3%増の48万9809台だった。三菱は7.0%減の5万0011台だった。

□年間は冷え込みか

 6月の米国ライトビークル販売は前年同月比で力強い増加が見込まれたものの、上半期全体では業界全体の勢いは弱かった。コックス・オートモーティブによると、上半期の新車販売は前年同期比3.6%減の780万台となる。多くのアナリストは、価格上昇や消費者信頼感の低迷、経済の先行き不透明感を背景に、25年に2.2%増の1635万台となった米新車市場が26年は冷え込むとみている。

 一方で、HVは市場全体を上回る伸びを示している。コックスによると、上半期のHV販売は9%超増加し、市場全体とは対照的だ。HV販売はトヨタとホンダが中心となっており、23年以降で80%以上拡大した。1〜3月期のライトビークル販売に占めるHVの比率は過去最高の14%に達した。HVを幅広くそろえるトヨタやホンダが優位に立つ構図が鮮明になっている。