Wednesday, December 21, 2016 10:28 AM

GM、5工場の操業を停止〜1月に1-3週間

 GMは、来年1月に国内5工場の操業を一時停止する。セダンの在庫調整のため。

 ロイター通信によると、GMは10月の7〜9月期決算発表で、ディーラー在庫が11万1000台増えており、供給量を減らす必要があると説明していた。

 GMの11月末時点の新車在庫は84日分で、前月末の79日分から上昇している。在庫は年末に落ち着くまでは変動する見通しだ。GMは約70日分の在庫を目標にしている。

 各工場の閉鎖期間は、ミシガン州デトロイト・ハムトラミクとカンザス州フェアファクスが3週間、ミシガン州ランシング・グランドリバーが2週間、オハイオ州ローズタウンとケンタッキー州ボウリンググリーンが1週間の予定。

 ローズタウンとランシング・グランドリバーの両工場では11月にも第3シフトを停止して減産が行われており、1月も同様の措置が講じられる。ローズタウン工場は小型車シボレー「クルーズ」を、ランシングはキャデラック「ATS」と「CTS」を生産している。いずれのモデルも販売が前年比で20%程度落ち込んでいる。