Wednesday, January 04, 2017 12:10 PM
北京で深刻な大気汚染続く 欠航多発、高速道路も閉鎖
中国北京市では1日から深刻な大気汚染が続き、市当局は4日までに、4段階で2番目に深刻な「オレンジ警報」を出した。米大使館のウェブサイトによると、北京市の微小粒子状物質「PM2.5」を含む汚染指数は3日夜から4日朝まで最悪レベルの「危険」を上回る「指標超」の状況が続いた。
北京国際空港では4日、濃霧による視界不良のため欠航が多発、各地で高速道路の閉鎖も相次いだ。北京市などでは深刻な大気汚染が8日まで続くと伝えられている。
中国中央気象台も広範囲で視界不良が予想されると注意を呼び掛けた。中国の通信社、中国新聞社などによると、天津市や河北省、山東省、河南省などで大気汚染が深刻化しており、一部地域では視界が50メートル以下となった。(共同)
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