Thursday, July 07, 2016 1:23 PM

ハバナ線就航の8社選定 米キューバ線の定期便

 米運輸省は7日、国交を回復したキューバの首都ハバナへの定期航空便開設に関し、アメリカン航空やユナイテッド航空、デルタ航空など米航空8社を選んだと発表した。運輸省は今夏に最終決定し、今秋にも運航が始まると見込んでいる。

 選ばれた航空会社は、マイアミやアトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどと結ぶ路線を運航する。各社は米国の大都市やハブ(拠点)空港とハバナを定期便でつなぐことにより、観光地として注目を浴びるキューバへの旅客需要獲得を狙う。

 米国とキューバが今年2月に定期便開設に関する覚書に署名したのに伴い、米運輸省は米航空会社からの路線開設申請を受け付けた。同省は6月、ハバナ以外のキューバの都市にはアメリカンなど6社の就航を認可したと発表していた。(共同)