Friday, July 08, 2016 10:24 AM

メール問題の調査再開 米国務省

 クリントン前国務長官が在任中に公務で私用メールを使っていた問題で、国務省は7日、連邦捜査局(FBI)の捜査に配慮して中断していた内部調査を再開したと明らかにした。

 クリントン氏や側近らの機密情報の取り扱いに不適切な点がなかったか調べるとみられる。リンチ司法長官が6日、クリントン氏を訴追しないと発表、捜査が終結したことを受け、調査再開を決めた。AP通信によると、国務省は内部調査を4月に中断していた。

 調査で側近らの機密情報の取り扱いに問題があったと判断されれば、クリントン氏が大統領になった場合の人事に影響する可能性がある。(共同)