Thursday, June 08, 2017 9:47 AM

乳がんの最適治療法を提示へ〜ノバルティス、IBMと協力

 スイスの製薬大手ノバルティス(Novartis)は5日、IBMワトソン・ヘルス(Watson Health)と協力してがん治療効果を最大限に高める新しい取り組みを始める。

 ナスダックによると、両社は実世界のデータと先進解析手法を活用した認知電算ソリューションを共同開発し、乳がん治療の選択肢に関する最適の結果予想を導き出す洞察を担当医に提供できるようにすることを目指す。

 ノバルティスの乳がん専門家たちとIBMワトソン・ヘルスのデータ分析および機械学習専門家らは、個々の症例にとってどのような組み合わせや順番が最良の治療結果につながるかを決めるため、それぞれの専門性とデータ科学を駆使して人工知能(AI)の活用法を進化させる。

 ワトソン・ヘルスは、IBMの人工知能「ワトソン」の医療用活用を研究する部門で、ワトソンの認知電算力をクラウド経由で利用者に提供する。膨大な量のデータの解析をはじめ、利用者の複雑な質問を自然言語で理解し、証拠に基づく回答群を提示する。