Friday, June 05, 2026 7:11 AM
GM、カンザス工場でEVを30台ずつバッチ生産
GMは、カンザス州フェアファックス工場での新型シボレー「ボルト(Bolt)」EVの生産に、同じ仕様で30台ずつまとめて生産するバッチ方式を導入して、品質向上と生産効率の改善を図っている。オートモーティブ・ニュースが伝えた。
通常の自動車工場では、ラインを流れる車体の色や装備がさまざまなのが普通だが、昨年11月に期間限定で復活したボルト(第2世代)の生産は、期間が限られているため当初から高品質を保つ方法を考える必要があった。工場だけでなくサプライヤーも含めて検討した効率化の方法がバッチ生産だったという。
これでサプライヤーに対しては7日単位の生産計画を提示しやすくなり、必要な部品を適切なタイミングで受け取れるようになった。また、塗装工程では同色車両を連続して塗装するため、設備の洗浄や切り替え回数を減らすことができ、現場担当者が異なる車両向けの部品群の間を移動する時間も短縮される。さらに、30台のいずれかに品質問題が発生した場合に備え、同仕様の予備車両を用意しておくことでラインの停止を回避できる。
フェアファックス工場のボルト生産は月2000〜3000台規模。GM幹部によれば、この方式は特に初回生産の品質向上に大きな効果をもたらした。同工場では2027年にガソリン版の「イクイノックス」、28年には加えてビュイックの小型SUVの生産が始まるが、それらの生産にもバッチ方式を活用する方針だ。