Thursday, July 21, 2016 5:41 PM

拘束5人はテロ共犯 仏検察「入念な計画」

 フランス南部ニースで14日起きたトラック暴走テロで、フランス検察のモランス検事は21日、記者会見し、チュニジア人運転手ラフエジブフレル容疑者(31)=警官隊が射殺=が「数カ月以上前から共犯者と入念に犯行を計画していた」として、拘束した知人ら5人をテロ共犯の容疑で追及する方針を明らかにした。

 5人はチュニジア人、アルバニア人と両国からの移民系フランス人で、21日に予審判事の取り調べを受けた。いずれも過激派組織「イスラム国」(IS)などとの直接のつながりは判明していない。

 検事によると、容疑者は昨年7月14日のニースの花火に集まった群衆の写真など「テロ標的」の候補とみられる写真を約1年前から収集し、5人の知人らと同時期から計1200回以上、メールでやりとりをしていた。(共同)