Friday, July 22, 2016 10:32 AM

日本人シェフ8店が星獲得 シンガポールのミシュラン

 レストランやホテルの格付けガイドブックを発行するミシュランは21日夜、シンガポールで初めてとなる2016年の同国版「ミシュラン」の概要を発表した。星を獲得したレストラン29店のうち、少なくとも8店は日本人がシェフを務める。8店中、2店が二つ星、6店が一つ星を獲得した。

 二つ星を獲得したのは陳建太郎さん(36)がエグゼクティブシェフを務める四川料理店「四川飯店」と、石橋正和さん(35)が率いるすし店「小康和」。

 陳さんは、マーボー豆腐を日本に広めた中国四川省出身の故陳建民さんを祖父に持つ。「祖父の味を信じ、シンガポールに受け入れられるように頑張ってきた。中華料理の本場シンガポールで実を結んだのは、これ以上ない喜び」と話した。(共同)