Wednesday, February 14, 2018 10:52 AM

喫煙はバー、スナックだけ 自民の防止議連

 厚生労働省が策定を進めている受動喫煙対策の法案を巡り、自民党の受動喫煙防止議員連盟(会長・山東昭子参院議員)は「例外として喫煙を認める飲食店をバーやスナックに限定するべきだ」との決議文を14日まとめた。加藤勝信厚労相や党幹部、官邸に提出する。

 近年の五輪開催国で例外的に喫煙を認められた飲食店はバー、スナックだけだと指摘。法案には原則的に屋内禁煙と明記するなど、2020年の東京五輪開催国として恥ずかしくない内容にするよう求めた。

 客に喫煙を認める飲食店について、厚労省は調理場などを除いた客席の面積が100平方メートル以下の飲食店とする方向で調整中。規制の徹底を求める超党派の議連は、調理場を含む面積30平方メートル以下のバーやスナックに限るとする対案を示している。山東氏は「まずは党内で法案を固めたい」と述べた。(共同)