Friday, February 23, 2018 10:52 AM

ミャンマー独自制裁強化へ EU加盟国が基本合意

 欧州連合(EU)加盟国は、ミャンマー西部ラカイン州でのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害が依然「極めて深刻」だとして、同国への制裁強化を急ぐことで基本合意した。26日のEU外相理事会で発表する。共同通信が23日、外相理の合意文書草案を入手した。

 資産凍結などに踏み切れば、既に独自制裁を実施している米国などと足並みがそろうことになる。

 草案によると、外相理はEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表に対し「深刻かつ組織的な人権侵害に対して責任がある軍高官」への制裁を「遅滞なく」加盟国に提案するよう求める。(共同)