Tuesday, March 06, 2018 10:53 AM

飲食店ガイド売却へ グーグル、メリット低下か

 ニューヨーク・タイムズ電子版は5日、グーグルが、傘下で飲食店を評価するザガット・サーベイを同業で新興の米インファチュエーションに売却すると報じた。売却額は明らかにしていない。

 グーグルは自社でも飲食店などの口コミ情報を収集し、地図サービスで提供しており、ザガットを抱えるメリットが低下したもようだ。インターネットを通じて飲食店などを紹介するインファチュエーションは、ザガットの知名度の高さを活用し、事業を拡大したい考えだ。

 グーグルは2011年、ザガットを1億5100万ドル(約160億円)で買収。ザガットとサービスを統合し、利便性を高める狙いだった。口コミ情報サイトを巡っては、日本でも展開しているイェルプとの競争が激しくなっている。(共同)