Wednesday, April 25, 2018 11:22 AM
報道自由度、日本は67位 「敵視」拡大に警鐘
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は25日、2018年の世界各国の報道自由度ランキングを発表、日本は前年の72位から67位に順位を上げたものの「慣習や経済的利害による束縛」「フリーや外国人記者の活動制限」などの問題点が重ねて指摘された。
メディアを「国民の敵」などと罵倒するトランプ米大統領を含め、世界各国で報道を敵視する指導者が台頭。RSFは「事実に基づく議論を封殺する動きが拡大している」と警鐘を鳴らした。
RSFは02年から180カ国・地域を対象にランキングを作成。日本は10年の11位から順位を下げ、12年に22位、14年に59位、15年に61位だった。18年版では「福島第1原発事故」「沖縄駐留米軍」の報道を巡り、「一部の愛国主義者が『国辱的』などと不当な非難を行った」と指摘した。(共同)
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