Wednesday, May 02, 2018 11:30 AM
ES細胞治療、夏にも実施 国内初、肝臓病の子に移植
国立成育医療研究センターは1日、体のさまざまな細胞になれる胚性幹細胞(ES細胞)から作った肝臓の細胞を、重い肝臓病の赤ちゃんに移植する国内初の臨床試験(治験)を夏以降に実施すると明らかにした。
同センターは治験の計画を3月に国に申請。審査で問題は指摘されず、実施できることになった。
ES細胞は人工多能性幹細胞(iPS細胞)とともに再生医療への利用が期待されている。ただ国内では、海外と比べて臨床応用が遅れていた。(共同)
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