Wednesday, May 30, 2018 10:40 AM

北朝鮮のサイバー攻撃警告 FBIなど米当局

 米国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)は29日、北朝鮮のハッカーが関与したマルウエア(悪意のあるソフト)を使ったサイバー攻撃への注意情報を発表した。

 米朝首脳会談に向け対話へ積極姿勢を示す北朝鮮だが、米当局は金融機関などを標的にしたサイバー攻撃を続けているとみて警戒している。

 FBIなどは、2種類のマルウエアを使って北朝鮮のハッカーがシステムに侵入し、情報窃取のために遠隔操作を行う恐れがあると指摘。これらの攻撃には、北朝鮮傘下のハッカー集団「ヒドゥン・コブラ(隠れたコブラ)」が関与している可能性があるという。(共同)