Friday, June 01, 2018 11:08 AM

高校生平和大使に女子20人 反核署名、夏に国連機関へ

 広島、長崎両市の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は1日、反核署名を集めて夏にスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ届ける21代目の「高校生平和大使」を、15都道府県の高校に通う女子高生20人に決めたと発表した。

 被爆地の広島、長崎から、ノートルダム清心高(広島市)2年の下久保理子さん(16)や長崎県立諫早高2年の山西咲和さん(17)ら5人を選出。東日本大震災の被災地からは、桜の聖母学院高(福島市)2年の鈴木真宝さん(17)ら3人を選んだ。

 今年は全国の男女約500人が応募し、作文や面接で審査を受けた。派遣委は「男子の応募が少なく、女子だけの顔ぶれとなった」としている。(共同)