Tuesday, July 10, 2018 10:49 AM

スマホ普及の原動力に アプリ販売サイトが10年

 アップルのiPhone(アイフォーン)などのアプリをネット上で販売する「アップストア」が10日、10周年を迎えた。ゲームや会員制交流サイト(SNS)、ビジネス、旅行といったさまざまな分野のアプリが開発され、スマートフォンの爆発的普及の原動力となった。

 従来は店舗でパッケージを購入しフロッピーディスクなどでパソコンに取り込んでいたアプリは、指先一つでダウンロードできるように進化。IT社会の「主役」がパソコンから、スマホやタブレット端末に交代した。

 アップルによると、ゲーム会社などソフト開発者が得た収益は6月時点で総額1000億ドル(約11兆円)以上に達し、ソフトウエアの一大経済圏に成長。ライバルのグーグルも基本ソフト「アンドロイド」端末向けのアプリ販売サイトを運営しており、競争は激化している。(共同)