Friday, July 20, 2018 11:18 AM
豪、移植でサンゴ復活を 3割死滅の世界遺産
オーストラリア北東部沖にある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフで、サンゴ復元の取り組みが始まった。気候変動に伴う海水温上昇の影響で白化現象が起き、2016年には全体の約3割が死滅した。危機感を募らせた環境団体が健康なサンゴの一部を切り取って再生、移植する新たな方法を導入し、世界遺産にも登録されたサンゴ礁の復活を目指す。
グレートバリアリーフの玄関口、ケアンズからボートで約45分のフィッツロイ島。浅瀬に点在するサンゴ礁に、太古からの熱帯雨林が残る。ビーチを埋め尽くすのは細かいサンゴのかけら。観光客に人気のこの島の沖合でサンゴの“ガーデニング”が行われていた。
「10センチほど切った健康なサンゴの先端を分割し、苗床につり下げ海中に沈めたら半年で2倍に成長した」。保護団体「サンゴ礁保護基金」のスチュワート・クリスティ代表が説明する。植物を挿し木で殖やす発想だ。(共同)
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