Friday, July 20, 2018 11:21 AM
トランプ氏、発動に意欲 車関税反対相次ぐ米公聴会
米商務省が19日開いた自動車に高関税を課す輸入制限についての公聴会では、日本など各国・地域や米業界団体から反対意見が相次いだ。ただ、トランプ大統領は発動に意欲的とされ、商務省は調査を急いでいる。
トランプ氏は輸入制限をちらつかせ、欧州連合（EU）やメキシコなどとの通商交渉を有利に導く方策としても使っている。11月の中間選挙をにらみ、自動車産業労働者の支持獲得のために発動に踏み切る可能性がある。
トランプ氏は18日、来週のEUとの通商交渉を例に挙げて「EUにはひどい貿易障壁がある。もし交渉が公正なものにならないなら、とてつもない報いが待っている」と警告。自動車への高関税導入を辞さない姿勢を示した。（共同）
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