Monday, July 23, 2018 10:45 AM

「マフィア」がイラン運営 米国務長官が非難

 ポンペオ米国務長官は22日、カリフォルニア州シミバレーで講演し、イラン指導部の間で汚職が横行していると非難し「イランは政府というよりもマフィアのような組織に運営されている」と強調した。

 同時に穏健派とされるロウハニ大統領やザリフ外相についても、反米的だと指摘し「羊の皮をかぶったオオカミだ」と主張。「最高指導者の悪徳商法に加担するただの手先にすぎない」と述べた。

 米政権は今年5月の核合意離脱表明後、対イラン制裁を相次いで発表。イランにウラン濃縮の完全停止やテロ組織への支援停止など12項目を要求したほか、イラン産原油の禁輸を各国に求めるなど圧力を強めている。(共同)