Monday, July 23, 2018 10:46 AM

米露会談、50%が否定的 介入焦点、トランプ氏反発

 ワシントン・ポスト電子版は22日、2016年米大統領選のロシア介入疑惑が焦点になった16日の米露首脳会談に関する世論調査結果を発表した。トランプ大統領が、介入があったとする米情報機関の結論を支持しない姿勢を示したこともあり、トランプ氏の対応を「評価しない」と否定的にとらえた回答が50%で、「評価する」の33%を上回った。

 トランプ氏は22日、ツイッターで米露首脳会談について「素晴らしい会談だった」と改めて訴え、「フェイク(偽)ニュースは非難することに全てのエネルギーを注いでいる。国家にとって非常に悪いことだ」と反発した。

 世論調査では、米情報機関の結論をトランプ氏が支持しなかったことについて56%が反対し、評価したのは29%にとどまった。ただ、トランプ氏がプーチン氏に「肩入れしすぎた」と見なした人は40%で、「肩入れしすぎではない」と「正しい対応」の回答を合わせると50%に上り、判断が分かれた。(共同)