Thursday, August 02, 2018 12:06 PM

伊3都市共催案で五輪招致 26年冬季、ミラノに懸案も

 イタリア・オリンピック委員会は1日、ミラノ、トリノ、コルティナダンペッツォの3都市共催案で2026年冬季五輪開催を目指し、国際オリンピック委員会(IOC)に立候補を申請すると発表した。AP通信によると、ミラノ市長はフィギュアスケートなど数競技で会場となることは受け入れるものの、招致活動への関与は望まず、今後の懸案事項となりそうだ。

 札幌市が招致プロセスに参加している26年五輪招致では有力候補だったシオン(スイス)とグラーツ(オーストリア)が相次いで撤退し、5候補の争いとなった。IOCは正式な立候補都市を10月の総会で選び、19年9月の総会で開催都市を決める。札幌市は30年五輪招致への方針転換も検討している。(共同)