Tuesday, August 28, 2018 11:03 AM

在来線と貨物計45本も影響 青函トンネル工事で

 北海道新幹線と貨物列車が線路を共用する北海道と青森間の青函トンネル(約54キロ)のレールに「波状摩耗」と呼ばれる変形が見つかった問題で、JR北海道などが9月1日からレール交換などの工事を始める影響で、1日当たり新幹線1本のほか、在来線23本と、貨物22本のダイヤが変更されることが28日、同社などへの取材で分かった。

 新幹線1本は最大5分変更となる。在来線では北海道内を走る特急に上下5本で最大6分、普通が18本で最大35分、通常ダイヤから変わる。貨物は最大で322分の変更となる。

 道内の単線区間では貨物列車と在来線が行き違う際に片方が待つケースがあるため、ダイヤに影響が出ることになった。(共同)