Wednesday, August 29, 2018 12:29 PM
カナダで米国製品不買運動 反トランプ、貿易摩擦不満
カナダで「米国第一主義」のトランプ大統領に対する反発から、米国製品の不買運動が起きている。鉄鋼などに追加関税を課す米国の輸入制限発動で貿易摩擦が激しくなり、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉も米国のペースで進められてきたことに、カナダ国民の不満が表れた形だ。
米国製品ボイコットは、カナダで6月開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が大きな契機となった。トランプ氏は終了後、カナダのトルドー首相を「不誠実で弱虫だ」と批判、首脳宣言の承認を拒否した。
調査会社イプソスが6月、カナダ人約1000人に実施した調査で、70%が「できれば米国産品の購入を避けたい」と回答。ツイッターでは検索の目印となるハッシュタグ「#」に、米国製品不買などを意味する言葉を付けた投稿も相次ぐ。(共同)
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