Thursday, August 30, 2018 11:06 AM

介護利用、11年ぶり減少 604万人、17年度調査

 厚生労働省は30日、2017年度に介護予防サービスと介護サービスを利用した人は604万1200人で、16年度に比べ9万6900人(1.6%)減ったと発表した。利用者減は11年ぶり。

 介護保険法の改正で、要介護度の軽い要支援1、2の人を対象としたサービスの一部が市町村事業に移行したことが影響した。介護予防サービス利用の減少は2年連続。27万2000人減の122万8100人だった。

 一方、介護サービスの伸びは続いており、12万300人増の509万5800人。(共同)