Wednesday, September 12, 2018 11:44 AM
良好な日欧関係を活用 NYで3極貿易相会合
日本が米国とだけでなく欧州連合(EU)も含めたより大きな枠組みでの協議を模索するのは、良好なEUとの経済関係を活用するためだ。トランプ大統領が対日貿易赤字の削減を求めて圧力を強めており、3極の話し合いで矛先をかわしたい狙いがある。
日EUは7月、経済連携協定(EPA)に署名。世界最大級の自由貿易圏として、来年3月までの発効を目指す。
EUは日本と同様にドイツのフォルクスワーゲン(VW)やBMW、ダイムラーなど自動車大手を抱え、自動運転車の安全基準といった国際的なルールづくりでも協力関係にある。トランプ政権の保護主義的な通商政策に対抗する上で格好のパートナーとなる。(共同)
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