Thursday, October 04, 2018 10:51 AM

いすゞ、米大手と提携発表 エンジン開発、電動化視野

 いすゞ自動車は4日、米国のディーゼルエンジン製造大手のカミンズ(インディアナ州)と提携に向けた協議に入ると発表した。トラック向けに環境性能に優れた次世代型ディーゼルエンジンを共同開発するほか、電気自動車(EV)などの電動化対応も視野に入れる。提携内容は2018年度中に詰める。

 世界的に環境規制が高まる中、提携への動きは今年4月ごろから本格化したという。いすゞはトヨタ自動車との資本提携を8月に解消しており「今後も必要な技術領域ごとに最適なパートナーとの連携を推進する」と説明した。

 カミンズは、1919年創業のディーゼルエンジンの世界大手。産業用エンジンなどを含め年間約120万基を販売している。(共同)