Thursday, October 04, 2018 10:52 AM

制裁厳守「対話に冷や水」 労働新聞、米長官を批判

 北朝鮮の労働新聞は4日付の論評で、ポンペオ米国務長官が国連安全保障理事会で北朝鮮の非核化実現まで制裁の厳守を訴えたことに関連し「対話の雰囲気に冷や水を浴びせている」と批判した。ポンペオ氏の7日の訪朝予定には触れていない。

 論評は「米国が理性的な判断と思考力を持っているなら『制裁維持』に執着するのではなく、信頼醸成に誠実な態度で臨むべきだ」と指摘。「(米朝の)信頼醸成を害すれば、結果がどうなるのかは火を見るよりも明らかだ」とけん制した。(共同)