Friday, October 05, 2018 11:02 AM

米失業率48年ぶり低水準 3.7%、利上げ後押しへ

 米労働省が5日発表した9月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、失業率が前月から0.2ポイント低下して3.7%となり、1969年12月(3.5%)以来、48年9カ月ぶりの低水準となった。3%台は3カ月連続で、米経済の好調さを改めて裏付けた。

 景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月から13万4000人増えた。市場予想の18万5000人程度は下回った。

 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は12月の追加利上げを見込んでおり、失業率低下は利上げを後押しする材料となりそうだ。雇用や物価の動向を見極めて最終判断する。(共同)