Wednesday, October 17, 2018 10:25 AM

豪議会がTPP関連法可決 早期発効へ前進

 オーストラリア連邦議会は17日、米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP)関連法案を賛成多数で可決した。連邦総督の承認などを得て国内手続きを終える見通し。TPP発効には6カ国が国内手続きを終える必要がある。メキシコ、日本、シンガポールが国内手続きを完了しており、オーストラリアは4カ国目となる見通し。早期発効に向け前進した。

 モリソン首相は同日「11カ国によるTPPはオーストリアの輸出業者に非常に大きな利益をもたらす」との声明を発表した。

 茂木敏充経済再生担当相は16日、TPP参加国の駐日大使らと都内で面会し、発効に必要な6カ国による国内手続きが11月中に完了する見通しを確認した。(共同)