Thursday, October 25, 2018 10:42 AM

はやぶさ2、目印投下 着陸に向け準備

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうに向け、着陸の際に目印となるボールを放出したと発表した。狙った場所に着地したかどうか、確認を進めている。放出の際にこれまでで最も低い高度12メートルまで接近した。

 はやぶさ2は着陸目標を、りゅうぐう赤道付近の半径20メートルの範囲に定めているが、ボールはこの中心を狙った。仮にこの範囲の外側に落下していても着陸の際の助けにはなるという。

 放出したのは、反射材で覆った直径約10センチのボール。はやぶさ2は着陸の際には、フラッシュをたいて反射する光をキャッチし、位置を確認する。(共同)