Friday, October 26, 2018 10:08 AM

セクハラ問題で48人解雇 グーグル、過去2年で

 グーグルがセクハラを理由に過去2年間で、経営幹部13人を含む計48人の社員を解雇していたことが25日、分かった。スンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が社員への電子メールで明らかにした。CNBCテレビ電子版などが伝えた。

 この手紙に先立ち、ニューヨーク・タイムズ電子版は、スマートフォンの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の生みの親として知られるアンディ・ルービン氏が2014年にグーグルを退社した背景にセクハラ問題があったと報じた。グーグルはルービン氏に対し、9千万ドル(約101億円)の退職金を分割で支払っているという。

 ピチャイ氏は社員へのメールで「安全な職場の提供を真剣に考えている」と述べ、この数年セクハラに対して厳しく対応していると強調。この2年で解雇した48人に退職金を支払っていないとした。ルービン氏への対応は言及しなかった。(共同)