Monday, October 29, 2018 9:43 AM

送電網技術会社らに新たな商機がフィリピンで浮上

 フィリピンのマニラで最近に開催された電力業界会議「フィリピン・ミニグリッドB2Bフォーラム」において、クリーン・エネルギーの小規模送電網構築に関して16社が関心を示した。同会議は、農村部への電力普及を目的とする農村部電化同盟(ARE)が共同主催者を務めた。会議終了後の参加者調査では、「国外から参加した16社がフィリピンの小規模送電網に投資する可能性が高いと回答した」とAREは報告。同会議には、アジアや欧州、北米の技術提供会社や開発会社、投資会社ら計280組以上が参加した。フィリピンのエネルギー省は、農村部向けの一定割り合いの電力を再生可能エネルギー由来にすることを義務付けている。フィリピンには、電力の行き届いていない地域が1702ヵ所ある。「B2Bフォーラムは協同組合が技術提供会社らと出会うための有益な枠組み」「これまでに3件の事業で小規模送電網が完成し、2件が開発中だ」とフィリピンのエネルギー省生成可能エネルギー開発局長エルネスト・シルヴァーノ氏は述べた。

https://businessmirror.com.ph/16-foreign-firms-want-to-partner-with-local-electric-co-ops-to-form-clean-energy-mini-grids/