Wednesday, October 31, 2018 10:44 AM

米、中国当局者ら10人起訴 航空技術狙いハッキング

 米司法省は30日、航空エンジンの技術を狙って米企業などをハッキングしたとして、連邦大陪審が中国の情報当局者ら10人を起訴したと発表した。ロイター通信が伝えた。

 起訴状によると、10人は2010〜15年に航空エンジンの技術を不正入手するため、米国やフランスの企業などのコンピューターシステムに繰り返し侵入したとされる。中国国有企業が当時、民間航空機のエンジン開発に取り組んでいたという。

 事件を捜査した連邦捜査局(FBI)当局者は発表で「中国政府が主導するハッキングの脅威は現実だ」と強調した。(共同)