Tuesday, November 27, 2018 9:50 AM
3社連合トップはルノー 規定判明、協議難航必至
日産自動車とフランス大手ルノー、三菱自動車の3社連合を統括する会社のトップである会長兼最高経営責任者(CEO)はルノーから出すとの規定が27日、判明した。ルノーは日産に対し、経営に深く関与する上級役員を派遣できるとの協定を両社が結んでいることも明らかになった。
日産は前代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕を機に資本構成の見直しを含めた関係再構築を目指すが、ルノーは規定を根拠に統括会社トップの座を要求し、日産に対しては後任会長を送り込むことを求めるとみられる。29日にオランダで予定する3社協議は難航必至だ。
統括会社は日産とルノーが50%ずつ出資して2002年3月に設立。本部はオランダの首都アムステルダムで、3社連合による協業や戦略策定を推進する。規定はルノーが18年4月にフランスの金融市場庁に提出した報告書に含まれていた。(共同)
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