Tuesday, December 04, 2018 9:45 AM

NHLの夢追う22歳、三浦 米大学からプロ目指し奮闘

 アイスホッケー男子の22歳、三浦優希が全米大学体育協会(NCAA)1部、レークスペリオル州立大から最高峰の北米プロ、NHL入りの夢に挑んでいる。バスケットボールでは今年、渡辺雄太が1部校のジョージワシントン大からNBAのグリズリーズと契約し、デビューを果たした。三浦も「在学中にプロからスカウトされるように」とミシガン州北部の大学でパックを追っている。

 1998年長野五輪代表だった父の孝之さんから手ほどきを受けて成長。東京・早実高からチェコ、さらに米国へと上達できる環境を求めて渡り歩いてきた。大学の新人だった昨季は右脚の骨折などで出遅れたが、今季はパックへの執着を強く意識し、出場時間が増えてきた。

 スピードや技術は評価されているとの自負がある。ただ180センチ、77キロの体格は本場で恵まれているとはいえず「ゴール前で相手を倒してでも(シュートを)打ったり、コーナーでパックを守ったり、フィジカルな部分は乗り越えていかないと」と課題に取り組む。(共同)