Friday, December 07, 2018 9:28 AM

台湾首相が辞意 選挙大敗で内閣総辞職へ

 台湾の頼清徳行政院長(首相)は7日の記者会見で、先の統一地方選で与党の民主進歩党(民進党)が大敗したことを受け、近く引責辞任する考えを表明した。時期は明言しなかったが、1月の来年度予算成立後に内閣総辞職する見通し。

 台湾は2020年1月に総統選挙が行われるが、民進党は統一地方選の大敗で蔡英文総統の続投に黄信号がともった。頼院長は有力な代替候補で、総統選を視野に入れた動きとみられる。

 頼院長は11月24日の開票直後にいったん辞意を表明したが、蔡総統に慰留されていた。(共同)