Thursday, December 20, 2018 9:27 AM

NBA渡辺、脳振とう以後初先発 約35分プレーし勝利に貢献

 プロバスケットボールNBAのグリズリーズ傘下、ハッスルの渡辺雄太は19日、ラスベガスで行われた下部Gリーグのラプターズ戦に約35分出場し20得点、11リバウンドをマークした。チームは135-123で勝った。

 17日にグリズリーズの試合で最後の約4分出場したが、先発は脳振とうを起こした7日以来。「最初の25分ぐらい、自分が思うようなプレーが出来なかった」という。前半は4得点と苦しんだが尻上がりに調子を上げ、第4クオーターだけで14得点するなど個人成績2部門で2桁を記録した。

 この日から4日間はGリーグの全チームがラスベガスに集結し、NBAや海外チームのスカウトらの前で戦う。ツーウエー契約の渡辺には直接関係ないが「いつ切られてもおかしくない世界。リラックスは一切していない」ときっぱり。試合後は「フィールドゴールの確率をもっと上げなければ」と課題を口にした。(共同)