Wednesday, January 16, 2019 9:35 AM

リベラ、ハラデー両氏殿堂入りか 米野球、22日発表

 米国野球殿堂に今年入るメンバーが22日に発表される。投手は300勝、打者は500本塁打などが殿堂入りの目安とされ、印象的な活躍をすると評価が高まる。今年の候補に日本出身者の名前はなく、ヤンキースで歴代最多652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏が最有力候補とみられる。

 昨年11月に全米野球記者協会が候補者として35人を発表し、そのうち20人が引退から5年が経過して新たに候補者入りした。リベラ氏はカットボールを武器に君臨し、現役時代から将来の殿堂入りが確実視されていた。一発当選となりそうで、満票にどこまで迫るか。

 ア、ナ両リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を獲得した故ロイ・ハラデー氏も殿堂入りが有力だ。2017年11月に搭乗していた小型機が墜落して40歳で死去したが、通算203勝で完全試合も達成している。通算256勝でヤンキースの黄金期を築いた左腕アンディ・ペティット氏も十分に可能性がある。(共同)