Thursday, January 17, 2019 9:22 AM

米、ミサイル防衛で新戦略 トランプ氏が17日に演説

 トランプ大統領は17日に国防総省で演説し、ミサイル防衛能力の強化に向けた新たな戦略を表明する。「極超音速兵器」の開発を進める中国やロシアに対抗するため、宇宙領域を含めた新体制を構築する必要性を打ち出すとみられる。米政府高官が16日明らかにした。

 演説はトランプ政権が進める「ミサイル防衛の見直し(MDR)」に関する報告書を説明する内容となる見込み。見直しはトランプ政権発足後初めて。

 中露に加え、核弾頭や米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)を保有するとされる北朝鮮、米がICBM開発につながると批判する衛星打ち上げを実施したイランへの対応も焦点となる。(共同)