Thursday, January 17, 2019 9:23 AM

華為幹部、スパイ疑惑否定 製品の「安全性」強調

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のジョン・サフォーク上級副社長が17日、広東省東莞市で日本メディアと記者会見し「(中国政府から)製品に何かを組み込むよう指示を受けたことはない」と語り、中国政府のスパイ活動に関与しているとの疑惑を否定した。

 ファーウェイはこの日、東莞市にあるスマートフォンなどの安全性を検査する「独立サイバーセキュリティーラボ」を公開。「安全性」を確保するための取り組みをアピールした。

 サイバーセキュリティーとプライバシー保護の最高責任者であるサフォーク氏は、ファーウェイは通信機器メーカーであり、通信事業者ではないと強調。仮に中国政府に不適切な情報提供を求められても、ファーウェイは応じないとし「やっていないことを証明するのは難しい」と述べた。(共同)