Thursday, January 31, 2019 8:36 AM

ホンハイ、WIの液晶パネル工場計画を見直し

 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は、ウィスコンシン州で進める液晶ディスプレイパネル工場の計画を見直す。工場労働者よりも技術者や研究者を主に雇用する方針だという。ロイター通信が伝えた。

 鴻海は当初、同州に100億ドルを投じてテレビ用の最先端の大型液晶パネルを生産する計画だったが、より小さなパネルに切り替えると表明していた。

 しかし、郭台銘(テリー・ゴウ)会長の特別補佐を務めるルイス・ウー氏は30日までにロイターに対し、計画は縮小または棚上げされる可能性があると述べた。ウィスコンシン工場に関しては引き続き複数の選択肢を検討しているものの、人件費が高い米国で先進的なテレビスクリーンを生産するのはコストがかかると指摘。「テレビについて言えば、当社にとって米国はふさわしい場所ではない。競争できない」と話した。

 その上で、ウィスコンシンでは液晶ディスプレイ生産に集中するよりも、調査研究施設やパッケージング、組み立て施設で構成される「テクノロジーハブ」を築きたいと述べ、「ウィスコンシンで建設するのは工場ではない」と話した。

 ウィスコンシン工場をめぐっては、郭会長が2017年7月、ホワイトハウスで記者会見して計画を発表した。18年6月の着工式にはトランプ大統領も出席した。