Thursday, January 22, 2026 6:30 AM
イノビズ、ビューロンと提携〜車載AI開発を加速
高性能車載ライダー(光検知・測距装置)および認識ソフトウェア開発のイノビズ・テクノロジーズ(Innoviz Technologies、イスラエル)は、人工知能(AI)を使ったライダー向け環境認識ソフトを開発する韓国のビューロン・テクノロジー(Vueron Technology)と提携した。
イノビズのプレスリリースによると、提携によりイノビズの「イノビズ・ツー」および「イノビズ・スマート」ライダーから得られるデータがビューロンの「VueX」AI開発プラットフォームに統合され、自動車メーカーやスマートインフラ運営者は、自動化されたデータ注釈、学習、検証を通じて認識機能の開発を加速できるようになる。
この統合は、AIモデル開発に向けたセンサーデータの注釈付け・ラベリング工程を効率化することで、ライダーによる認識開発の加速に寄与する。
ビューロンのVueXプラットフォームは、高度なAIを活用してライダーの反射点群(ポイントクラウド)にバウンディングボックス(点群を囲む直方体)や物体分類を自動で付与し、安全性が重視される用途に必要な精度を維持しながら手作業による負担を大幅に削減する。利用者は、イノビズのライダー・データをクラウドベースのVueXプラットフォームに直接アップロードし、自動注釈ツールでデータを処理して、最適な精度を達成するための微調整を行うことができる。
ビューロンの自動運転プラットフォームは、イノビズの第1世代自動車用ライダー「イノビズ・ワン」を使って成功したが、今後は車載向けに高性能なイノビズ・ツー、スマートインフラ用途向けにイノビズ・スマートを使えるようになり、プラットフォーム上でデータの保存、可視化、処理、ラベリング、学習、検証、展開までを網羅するAIクラウド環境が提供される。