Friday, February 01, 2019 8:58 AM

ウィキリークスに関与せず ロシア疑惑で米大統領

 2016年の米大統領選にロシアが介入した疑惑で、トランプ大統領は1月31日、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、大統領選中に民主党のメールを暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」について、元側近のストーン被告と話をしたり、話をするよう陣営幹部に指示したりしたことはないと述べ、関与を否定した。

 自身がモラー特別検察官によるロシア疑惑捜査の対象ではないことをローゼンスタイン司法副長官に弁護団が確認したとも主張。「私は標的ではない」と自信を示した。

 ウィキリークスが暴露したメールは、ロシア当局が大統領選に介入するためにサイバー攻撃で民主党から流出させたと米情報機関は断定している。ストーン被告はウィキリークス創設者アサンジ氏と接触し、事前にメール暴露計画を知っていた疑いが持たれている。(共同)